秋田蔵元ガイド


秋田銘醸株式会社[爛漫]

爛漫の歴史

「美酒爛漫」醸造元の「秋田銘醸株式会社」は、大正11年(1922年)、“良質な米と豊かな水によって造られた秋田の酒を全国へ”という願いと期待を背に受けて県外移出の先兵として誕生しました。当時、酒造業はそのほとんどが伝統的な家内工業でしたが、秋田銘醸は県内の酒造家、政財界人など88名の出資者を得て株式会社として設立されました。県外市場で「美酒爛漫」の地盤を築くためには、品質の優れた酒をある程度の量を安定して供給できることが必須の条件だと考え、最初から1万石の醸造が出来る近代的な設備を持つ工場を建設しました。また、銘柄名「美酒爛漫」は、創業時に懸賞付きで一般公募して決めるなど、広く県外に向けての宣伝広告にも力を入れました。

酒蔵の特徴

秋田銘醸には、「御嶽蔵」と「雄勝蔵」の二つの蔵があります。御嶽蔵ではコンピュータ管理により省力化した製造設備で酒造りをしています。一方、雄勝蔵では、昔ながらの伝統的な手造り製法で酒造りをしています。伝統の技に現代科学の技術を加味した酒造りが、設立以来の伝統的な企業体質です。美酒爛漫は、一貫して「酒質第一」の理念のもとに技術を磨き、その理念に合わせて近代技術を取り入れ、発展してきました。

爛漫の酒造り

使用する原料米は、大吟醸酒を造る「山田錦」以外の99%が地元湯沢/雄勝地域産米で、その全てが生産者を特定できる生産履歴が明確な米です。酒造りは、みちのくの自然に恵まれた風土の特色を生かした低温長期醸造法で、均一な酒質の美酒爛漫を安定的に供給することを主なテーマとしていますが、近年では、香りと味わいに特徴のある新商品「香り爛漫」純米大吟醸酒、純米吟醸酒及び純米酒の製造・販売も始めました。爛漫の伝統には、“秋田の職人の技と心を受け継いでいく伝統”はもちろん、それらを常に乗り越えていく“革新のこころ”も受け継がれているのです。

杜氏紹介 山内杜氏 本多正美氏

杜氏を務める本多氏は、品質第一主義に徹しながら、手間暇を一切惜しまず美味しい日本酒造りを日々追求しています。こだわりの酒造りについて伺いました。
「私たちは、当社が長年培ってきた低温長期醸造法による酒造りを行っています。低温でゆっくりと米の旨味を引き出す爛漫流低温長期醗酵の更なる技術向上に努め、蔵人の和を大切にして美酒造りに精進しています。醸出した酒は、香り高く滑らかで、きめ細やな味わいに仕上がって、平成28年は昨年と同様に、春から秋までの鑑評会及び品評会において、春の金賞を手はじめに、秋は県知事賞、優等賞を受賞しました。平成29年度は、新たな技術開発も試み、引き続き鑑評会や品評会で上位成績を収めることが出来るよう努力を重ねてまいります」。

お問い合わせ先

名称 秋田銘醸株式会社
代表 京野 勉
所在地 〒012-0814 秋田県湯沢市大工町4番23号
電話 0183-73-3161
FAX 0183-72-3247
ホームページ http://www.ranman.co.jp/ranman/