秋田蔵元ガイド


秋田酒造株式会社[酔楽天、秋田晴]

蔵の歴史

秋田酒造株式会社の前身である國萬歳酒造は明治41年に初代・川口新助が創業しました。日露戦争に勝利したことを記念し「國萬歳」と命名されました。その後、企業合同により、現在は「秋田酒造株式会社」として酒造りを行っています。

酒蔵の特徴

酒蔵がある「秋田市新屋」は、湧き水が豊富なことから醸造の町として栄えてきました。昭和後期までは、近隣に5つの酒蔵がありましたが、現在は当社のみとなっています。現在は「水質プラント」を設備し、新屋の中硬水をさらに良質なものとして仕込み水に使用しております。母屋・仕込蔵・洋館などは、国の指定文化財であり、新屋旧街道のランドマークとなっています。また、蔵の特徴としては、海外(アメリカ・イギリス)への輸出にも注力し、現在では出荷量の約20%が海外輸出となっています。

代表・野本翔氏のコメント

「不易流行」の精神をモットーに、昔ながらの麹蓋・長期低温発酵などの技術や、和釜・木桶などの器具を大切にしております。その一方で、吟醸麹・限定吸水・瓶燗火入れなどの醸造技術や、サーマルタンクや保冷コンテナなどの冷蔵設備にも力を入れ、酒質の向上に日々努めております。
杜氏の加藤貢は、「和醸」の精神を大切にして、良質な日本酒を醸造しています。私は、秋田県の最年少蔵元として、製造した日本酒をフレッシュな状態のまま、お客様へ届けるため、保管・流通の見直しを進めております。

お問い合わせ先

名称 秋田酒造株式会社
代表 野本 翔
所在地 〒010-1631 秋田県秋田市新屋元町23-28

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電話 018-828-1311
FAX 018-828-1318
ホームページ http://www.akitabare.jp/