秋田蔵元ガイド


八重寿銘醸株式会社[白神山地の四季]

八重寿銘醸の歴史

昭和26年、東京市場へ秋田県産のお酒を販売するため、日本酒類販売株式会社(略称:日酒販)の提唱により、県下の酒造家16社の統一銘柄として八重寿の前身が発足しました。その後、酒質の均一化を目的に、昭和39年9月に県内の酒造家8社と日酒販が共同出資し、共同壜詰工場として「八重寿銘醸株式会社」がここ大仙市(旧大曲市)に設立されました。 銘柄名の「八重寿」の由来は八重洲の「州」をめでたい「寿」にかえて付けられたもので、手印銘柄を日酒販で社内公募の結果、当選した商標です。

八重寿銘醸の特徴

秋田の冬の寒さの中で、ゆっくりと発酵が続き、育てられた八重寿の酒は、香りが良く、淡麗な喉越しの良い旨口の酒に仕上がります。白神山地の世界自然遺産登録をきっかけに生まれた特定名称酒のシリーズ「白神山地の四季」も好評です。

蔵からのコメント

創業当初より、首都圏での販売を事業の中心に据えていたため、地元での知名度はあまり高くありません。秋田の酒では珍しい、辛口の酒になっており、これもまた秋田の酒のひとつのスタイルである、と考えています。今後は商品バリエーションの拡大が課題で、新商品開発を行いながら、愛飲家に愛される清酒でありたいと思っております。

お問い合わせ先

名称 八重寿銘醸株式会社
代表 佐藤 伸行
所在地 〒014-0016 秋田県大仙市若竹町26-19

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電話 0187-62-0226
FAX 0187-63-6884
ホームページ https://www.osake.or.jp/kuramoto/27yaesu.html