清新な気候と水

青垣の里と啄木に歌われたように、八甲田や八幡平に囲まれた盆地の中で、きびしい冬ながら清新な気候の元で寒造りができる。
仕込水は白州台地からの伏流水で、醗酵を促進させる有効成分に富んだ強い水である。
恵まれたこの地に感謝しながら酒造りに取り組んでいる。
小さく大事に育てる

仕込みの大きさは750Kから最大で1600K止まり。和釜による蒸し、手造りによる麹、1日の物量が少ないだけに隅々まで目が行き届く。半仕舞なので醪本数も少なく、杜氏が一本一本時間をかけて醪と対話する。寒造りでじっくり醸し出された酒は、キメ細やかでスッキリした酒質である。
地底坑道熟成

日本最古の1200年の歴史を閉じた尾去沢鉱山。観光鉱山マインランド尾去沢として甦った。地底坑道は年間を通じ12〜13度を保っており、酒の熟成にもってこいの場所である。
ここに当社の貯蔵場を設け、じっくり熟成を図っている。円熟した風格を感じさせる大吟醸となる。

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